「とうろくや」ロゴ 屋号の由来

橙緑屋のロゴ 橙緑屋の屋号 橙緑屋の原点

昔から染め屋は、藍染め屋は「紺屋」、紅花染め屋は「紅屋」などと、その染める色の名前で呼ばれ親しまれてきました。
そこで、様々な色を染める橙緑屋は、すべての色を染めたいと言う願いを込めて、色の三原色である「赤青黄」を含む、赤×黄=「橙」、青×黄=「緑」、青×赤=「紫」、を屋号に致しました。
しかし、染屋には染めムラがあってはいけませんので、ムラ(紫)を外して、「ムラがない」と言うゲンを担いで、橙緑屋となりました。

橙緑屋のロゴは
橘流寄席文字・江戸文字書家
橘 右之吉 先生
に書いて頂きました。
よく日本橋三越様の職人展でご一緒させて頂きご縁を頂きました。
「牡丹の花」をイメージして
「染・色」と書いてくださりました。

橙緑屋の漢字ロゴは
私の母、齋田 明子の作となります。
「橙」と「屋」は
王羲之先生の書から
「緑」は
文徴明先生の書から
頂き組み合わせたとのことです。

この写真は親方と先輩職人の皆様です。
私の兄弟子が写真を撮ってくださっております。
悦が抱いているのがその先輩職人の愛犬トワルです。
昔気質の先輩たちに優しく厳しく職人の世界を教えて頂きました。
プロフィールにはここで弟子入り後「染職を学ぶ」と記載しています。
まさに職業を身に付けさせていただきました。
大変感謝しております。